愛犬と過ごしている中で、うちの子は寝過ぎなのか気になったことはありませんか?
今回は、犬の1日の平均睡眠時間と睡眠不足がどのような問題になるのかをご紹介していきます。
犬の平均睡眠時間は?
犬の睡眠時間は人間よりも長く、1日の平均睡眠時間は12時間~15時間ほどといわれています。
ですが、年齢や犬種、飼育環境によって睡眠時間が違いますよ。
年齢による睡眠時間
子犬の場合
子犬は18~19時間の睡眠時間が一般的で1日のほとんどを寝て過ごします。
まだ遊び以外の時間は寝ていることがほとんどの年頃です。
成犬の場合
成犬は12~15時間が一般的な睡眠時間となります。
基本的に夜に寝る時間の方が長いのですが、ひとりで留守番を任されがちな子の場合、留守番中は寝ているケースが大半です。
老犬の場合
老犬になると、再び子犬期と同じくらいに睡眠時間が長くなり、1日のうち18時間~20時間ほどを寝て過ごすようになります。
体力が衰えた分、体力回復にも時間がかかるためです。
犬種による睡眠時間
小型犬の場合
小型犬はエネルギー消費量が中型犬や大型犬よりも少ないため、睡眠時間が短くなる傾向があります。
例:トイプードルが約12~15時間、チワワが約10~12時間、ミニチュアダックスフンド:約11~15時間
中型犬の場合
中型犬は活動的で作業犬として活躍していた犬種も多く、睡眠時間は大型犬よりも少なめです。
例:柴犬が約11~15時間、フレンチブルドッグが約12~15時間
大型犬の場合
大型犬は、小型犬・中型犬よりも体を動かす際に必要なエネルギーが多いため、回復するための睡眠時間が長くなる傾向にあります。
例:ゴールデン・レトリバーの平均睡眠時間は18時間~20時間、同じ大型犬でも作業犬のシベリアン・ハスキーは、睡眠時間が12時間ほどと短め
睡眠時間が不足するとどうなる?
犬が睡眠不足になると、ちょっとしたことでもイライラするようになり、ストレスのたまりやすい状態になるほか、食欲不振や免疫力の低下などを引き起こし、健康にも悪影響を及ぼすことがあります。
愛犬の寝床を静かな場所や警戒心を強めずに済む場所に設置するなど、安心して快適に睡眠を取れる場所を考えてあげましょう。
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